不幸な動物救済へ
活動費捻出のバザー開催

 動物愛護週間（20-26日）に合わせて、伊東市の静岡動物愛護犬猫ホットライン伊豆支部（佐藤泰子代表）は24日、活動費捻出（ねんしゅつ）のためのバザーを同市内の松川公園で開いた。
 バザーには市民や各種団体から寄せられた古着や日用雑貨、竹炭、手作り品などが並べられ、訪れた人たちは、同支部のボランティアの人たちとの会話を交わしながら、買い物を楽しんだ。バザーの収益金は伊豆半島の不幸な動物たちを救済するためにの医療費や不妊去勢手術費用などの活動費にあてる。
 佐藤代表は「恵まれない犬や猫たちが日々、悲さんな最後を迎えている。今回、多くの方々の支援によりバザーを開くことができた。恵まれない動物たちの救済に役立てたい」と話す。

記者コラム

動物愛護週間（9月20-26日）に合わせ、期間中は、さまざまな行事や普及啓発活動が全国で繰り広げられた。伊東市でも静岡動物愛護犬猫ホットライン伊豆支部（佐藤泰子代表）が活動費捻出（ねんしゅつ）と動物愛護の啓発などを目的にしたバザーを市内の松川公園やふれあい広場などで開いた。
 同支部の佐藤代表は「バザーで販売する品物の協力を呼び掛けたところ、市民をはじめ、伊東で活動するさまざまな団体から、手作り品や日用雑貨などがたくさん届き、バザー会場では『私に何か協力できることががあれば・・・』などの声が多く寄せられた」と喜ぶ。
 同支部が伊東市を拠点に活動を始めたのは平成13年。当時は「○△に子猫がいるから捕まえに来い」などという匿名の電話が多かったが、ここ数年は「野良猫が近所にいるので、地域で協力して面倒をみたいがどのようにすればいいのか」など、相談の電話に変わってきているという。

（木）

動物愛護チャリティーコンサート
  ひぐらし会館で琴とジャズ

 伊豆半島全域を主な活動エリアにする静岡動物愛護犬猫ホットラインは9月22日午後1時から、伊東市桜木町のひぐらし会館ホールで、動物愛護チャリティ-コンサート「この命あなたが救えます」（伊東市、市教育委員会、伊豆新聞社など後援）を開く。
 同団体は、捨てられた犬猫の保護や里親探しなど、不幸な動物たちを救うことを目的に活動しているボランティア団体。
 今回のコンサートは、動物愛護の啓もう運動と、活動費捻出（ねんしゅつ）を目的に企画され、収益金は、保護した犬猫の治療費など、同団体の活動費に充てられる。
 コンサートは二部構成で、一部は琴演奏者の石井まなみさん（東京芸術大学院卒）の演奏、二部は、市内ジャズバンドや高校生有志による演奏が行われる。
 チケットは大人二千円、高校生以下は千円。チケットは伊東市内は安住堂、サガミヤ書店各店などで取り扱っている。
 同団体では「伊豆半島には、心ない飼い主に捨てられた犬や猫がたくさんいます。不幸な命をつくらないため、不幸な動物たちを救うためのチャリティ-コンサートに理解と力添えをお願いしたい」と話す。
 問合せは同ホットライン伊豆支部<電（54）4527>へ。

活動費捻出でバザー
犬猫ホットライン伊豆支部

 動物愛護週間（20-26日）に合わせて、伊東市の静岡動物愛護犬猫ホットライン伊豆支部（佐藤泰子代表）は24日、活動費捻出（ねんしゅつ）のためのバザーを同市松川町の松川公園で開いた。
 バザーには市民や各種団体から寄せられた古着や日用雑貨、手作り品などが並べられた。開催と同時に多くの市民や観光客らが訪れ、ずらりと並んだ商品も次々と売れ、両手に買い物袋を下げる人の姿も見られた。
 バザーの収益金は、伊豆半島の不幸な動物たちを救済するための医療費や不妊去勢手術など活動費に充てる。